ミライAI、大田区の実証実験に採択!〜職員の電話対応時間を80%以上削減へ〜

2025/10/01 10:37 最終更新日: 2025/10/01 17:46
お知らせ

AI電話自動対応サービス「ミライAI」を提供する株式会社ソフツー(本社:東京都中央区、代表取締役:鍾勝雄)は、東京都大田区の実証実験・実装促進事業に提案が採択されました。本実証実験では、電話対応を人からAIに置き換えることで、職員の電話対応時間を80%以上削減することを目指します。

実証実験名

AIオペレーターによる電話窓口の無人化

実証実験概要

本実証実験では、大田区の防災危機管理課が受ける区民からのお問い合わせの一部にミライAIが対応します。想定される質問と回答は、事前にインプット可能で、ミライAIが24時間365日、自然な会話で自動応答します。 AIでは回答が難しい問い合わせについては、担当職員へスムーズに転送する仕組みも構築。担当職員の電話対応時間を80%以上削減することを目指します。

実証実験背景

大田区の防災危機管理課では、電話対応による職員の負担増大が課題となっています。担当者不在時の対応品質のばらつき、聞き取った内容を手動で記録する作業など、業務負担軽減と事務処理の迅速化が求められています。

本実証実験で導入するミライAIは、AIによる自動応答と通話内容の自動テキスト化機能を備えています。これにより、問い合わせへの迅速かつ均質な対応と、記録作業の自動化を実現し、職員の業務効率化に貢献できるものと期待されます。

*実証実験の進捗は今後随時お伝えしていきます。

大田区実証実験・実装促進事業「HOIP:Haneda Ota Innovation Platform」

本事業は、大田区が令和5年度に内閣府から選定された「SDGs未来都市※」において掲げている「イノベーションモデル都市」の取組を推進していくに当たり、羽田イノベーションシティをHUBとしたオープンイノベーションを促進、新産業を創造することを目的としています。

本事業では、区民生活の質の向上やSDGsのさらなる推進など、区が抱える地域課題の解決に資する先進的な技術やソリューションを有するスタートアップ企業に対して、区内での実証実験を展開するための伴走支援を行います。単なる実証実験で終わらず、長期的なビジョンを共有し、社会実装に向けた全方位的な支援を通して本質的な成長を促進します。

本事業を通じて、地域課題解決や区民のQOL向上に貢献し、イノベーションモデル都市の実現を目指します。そして、羽田イノベーションシティを中心とした大田区の取組を発信し、多様な主体が集まる新たなエコシステムを創出します。

※SDGs未来都市:
SDGsの理念に沿った取組を推進しようとする都市の中から、特にポテンシャルが高い都市を公募・選定する内閣府の制度であり、平成30年度に開始されました。毎年30都市程度が選定され、令和5年度までに全国182都市が選ばれています。

ソフツー 代表取締役 兼 ミライAI CPO(最高製品責任者)鍾勝雄のコメント

このたび、イノベーション創出に先進的に取り組まれている大田区様の実証実験に採択いただき、大変光栄に思います。ミライAIは、電話の一次対応をAIに任せることで、オフィスで働く人たちがより創造的で付加価値の高い仕事に集中できるサービスです。大田区様の掲げる「イノベーションモデル都市」に貢献できると確信しております。

本実証実験の成功を通じて、大田区様の業務効率化に寄与し、将来的にはこのモデルを全国の自治体様へ展開することで、電話業務の革新を牽引してまいりたいと考えております。